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GXS/ロシアデータプール運用開始

2005年03月13日/未分類

GXS、IFAI(International Foundation for Automatic Identification)とUNISCANはロシアのGS1認証のグローバルデータ同期化(GDS)カントリーデータプールであるRusDP1の運用を開始した。

当該データプールはGS1認証を受けているGXS Data Pool Managerプラットフォームで稼動しており、およそ10000のロシア企業はGS1が推奨するGDSイニシアティブなどのグローバルサプライチェーン導入の恩恵を受けることができる。

グルーバルで展開する小売店と一般消費財メーカーにおいてロシア市場は急速な発展をしており非常に魅力の高い市場である一方で現地小売店はこういったグローバル企業との国際取引においての競争で優位性を確保するためにも、標準化されたベストプラクティスを実行する必要性がある。

Uniscanは組合企業のこうしたニーズに合わせて迅速にソリューションを提供する必要性に迫られていた。そのソリューションは長期間に適応性があり、かつ国際標準に対応していることが求められていた。

GXSのData Pool ManagerはGS1グローバルレジストリーとそのネットワーク上で稼動するすべてのサブネットワークとの互換性を提供することで この二-ズを満たすことができた。

このデータプール(RusDP1)はロシア語及び英語両方で運用されており、ロシア企業が容易に且つ効率的に現地とグローバルにおける取引先と商取引を行うことにより、世界中で急速に拡大しているデータ同期ネットワークに参加することが可能になる。

また、GXSと協業することにより、Uniscanのメンバー企業はもっとも先進的なRFIDやCPFRなどのテクノロジ-に対応することが容易になる。

Uniscanの上級ゼネラルディレクターのGeorge Nasonov氏は、「われわれのメンバーは小売業界、サプライヤー、製造業など10000社以上おり、これらの企業はグローバル市場で競争力を維持しなければならない。GXS及びIFAIの潤沢なリソースと知識を活用することで新製品の市場投入時間を短縮でき、ロシア市場でこのデータプールからグローバルサプライチェーンへの可視性が実現される。」と述べている。

このRusDP1データプールサービスはGXS社のコミュニティ(複数企業間)のデータ同期化を実現するData Pool Managerを使用したものである。Data Pool ManagerはGS1として認証されたデータプール技術を各地域の特性に合わせて設定されたマネージドサービス(GXS社によるホスティング)であり、各コミュニティはこれにより比較的容易にグローバルデータ同期化を導入できる。

GXSはすでに世界でもっとも多くGS1認証のデータプールを運用している。GXS社worldwide field operations上級副社長のRoss Curtis氏は、「われわれはこれまではオーストラリア、カナダ、香港、韓国、ニュージーランド、台湾、そして今回ロシアのカントリーデータプールの運用を行ってきたが、各地域の小売業界及び彼らのサプライチェーンパートナーが一般消費財独特の要件を迅速に充足できるようなソリューションへのニーズを認識してきた。ロシアデータプールの運用開始はUniscan及びロシアのサプラーチェーンコミュニティにとって非常に重要なステップであり、GXSがいかにGS1グローバルデータ同期化ネットワーク実現にコミットしているかを示している。」と話している。

UNISCAN / EANロシアについてUNISCAN / EANロシア(まもなくGS1ロシアと改称)は ロシア連邦におけるGS1(旧名EAN International)のメンバーであり、ロシアにおいてEAN.UCC標準の国際システム運用の責務を担っている。EAN.UCC標準はベストプラクティスを基礎としたオープン且つ複数業界の情報標準である。

データプール導入を通して、GS1及びそのメンバーは世界各地において需要・供給チェーン改善のリーダー的役割を演じているhttp://www.ean.ru/ http://www.ean-int.org/ IFAIについてIFAI(International Foundation for Automatic Identification)は2000年に創立されたモスクワに本拠を置く国際非営利組織である。ISAIはロシア及びCISにおいてAIDC(自動認証及びデータ取得技術)を管理している。

Global eXchange Services(GXS)についてGXS (Global eXchange Services)はB2B Eコマースソリューションのリーディングプロバイダーでビジネスプロセス統合とコラバレーションの実現をサポートしている。Fortune500企業の約半数を含んだ世界中の企業がGXS Trading GridSM を採用し、最適な需給調整を行っている。

世界標準化にも積極的に関与し、GXSのソリューションは規模の大小にかかわらずグローバルでのネットワーク構築、商品情報の同期化、在庫の最適化そして需要予測などで使用され、サプライチェーンの実行に大きな効果をあげている。

■問い合わせ
グローバルエクスチェンジサービスジャパン株式会社
担当:内田聡
TEL03.5574.7548
FAX 03.5574.7560
Akira.Uchida@gxs.com
http://www.gxs.com

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