日本郵船（株）が電源開発（株）向けに投入する88,000重量トン型バルカー「JPAZURE」（ジェイピーアジュール）の命名式が今治造船所丸亀事業本部（香川県）で行われた。
同船は安全性を考慮し、二重船側構造（ダブルハル）を採用しており、竣工後は電源開発の石炭専用船として、竹原（広島県）、橘湾（徳島県）、松島（長崎県）、松浦（長崎県）、石川（沖縄県）の各発電所向け石炭輸送に使用される。
船名の「JPAZURE」は、昨年10月の電源開発の民営化後に竣工する石炭専用船第一船目として、同社の対外宣伝名称「JP」と、同社の磯子火力発電所（横浜市）の蒼いタワーボイラーにちなんで「蒼」を意味するイタリア語の「AZURE」を合わせて命名したもの。
本船概要
造船所：株式会社今治造船所
総トン数：約48,050トン
載貨重量トン数：約88,000メトリックトン
全長：約229.93メートル
型幅：38.00メートル
型深：19.90メートル
計画満載喫水：13.83メートル
