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住友倉庫/今後の事業推進

2005年03月17日/未分類

(株)住友倉庫は、企業価値を一段と向上させるため、事業基盤および収益力の拡充・強化を推進することを目指し、中期経営計画を以下の基本方針のもとに策定するほか、コーポレート・ガバナンスの一層の強化、株主への成果還元の充実等を実施する。

中期経営計画の策定
同社は、現在、中期経営計画を策定中であり、当期決算数値を踏まえたうえ平成17年5月に発表する予定にしている。本中期経営計画は以下の基本方針のもとに策定し、これに沿った事業展開は前倒しで着手する。

中期経営計画策定の基本方針
(1)顧客層の拡大と、そのための新規顧客開拓チャネルの獲得
・今後の成長業種、成長企業をターゲットとした顧客開拓チャネルの獲得
(2)顧客ニーズに対応した物流サービスの充実
・顧客のサプライチエーン全体の変革を企画し実行するトータル物流サービスの充実
・物流センター業務、物流施設開発事業および物流情報システムの強化
(3)グローバル物流ビジネスへの積極的な投資
・中国・アジアを中心とする海外ビジネスの一層の拡充
(4)不動産事業の強化
・住宅、商業施設等の開発を含む、保有不動産の最適活用

(5)資産効率の向上
・既存倉庫のスクラップ・アンド・ビルド他による資産効率の向上

(6)迅速な事業遂行のための有力企業との業務提携の推進
・同社の物流事業、物流施設・不動産開発事業、中国・アジアビジネス等において提携できる企業との業務提携

2.コーポレート・ガバナンスの一層の強化
経営の監督と業務執行の分離をより明確にし、また、一層迅速な意思決定を行なえるようにするため、以下のとおり経営組織等の改革を実施する。
(1)社外取締役の選任
(2)執行役員制度の導入と取締役数の削減
(3)役員退職慰労金の廃止

株主の皆様への成果還元の充実
当社は、これまで安定的、継続的に利益配当を行ない、適宜自己株式を取得するなど、株主の皆様の利益に資するよう努めた。今後とも長期にわたり、より一層株主の皆様の期待に応えるため、配当方針の見直し、自己株式の取得等によるさらなる成果還元の充実に努める。

IR(インベスター・リレーションズ)の充実
今後、IR担当部門の強化等、さらに投資家の皆様に対するIRの充実に取り組んでいく。

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