旭化成ケミカルズ(株)と長瀬産業(株)は、特殊樹脂コンパウンド品とその加工製品について、市場開発および用途開発段階から製造・販売まで行う合弁会社「サンデルタ(株)」を折半出資により設立した。
新会社は、旭化成ケミカルズの持つ技術力と、長瀬産業の持つマーケティング力を組み合わせることで、より川下分野を目指した高加工度、高付加価値製品の開発、販売を行い、市場要求に応えるソリューション型のビジネスを目指す。
コンパウンド・製品加工は外部委託を予定しており、設立当初は、PTTコンパウンド樹脂および環境調和型の難燃PC樹脂を用い、その特性を最大限に生かした高付加価値加工製品の製造・販売を行う。
さらに将来は、両社の新規開発テーマの中から合弁事業の機能を生かせるテーマを選択し、新会社の事業を広げていく予定で、5年後に年間売上50億円を目標とする。
新会社の概要
商号:サンデルタ株式会社(英文名:SunDeltaCorporation)
資本金:4億9千万円(旭化成ケミカルズ(株)50%長瀬産業(株)50%)
事業内容:樹脂製品の用途開発、ならびに加工製品の製造販売
代表者:代表取締役社長笠井康治(旭化成ケミカルズ株式会社)
代表取締役副社長本田武夫(長瀬産業株式会社)
本社:東京都千代田区有楽町1-1-2日比谷三井ビル
営業開始:2005年4月1日