シロキ工業（株）は、中国の子会社である昆山白木汽車零部件有限公司を解散し、清算結了の目処が4月末となった。。
昆山白木汽車零部件有限公司は、中国における生産子会社として襄樊（じょはん・湖北省）と広州（広東省）の得意先向けに、ドアサッシとモールデイングの生産・納入を計画し、平成15年5月に江蘇省昆山市に設立した。
しかし、広州向け部品の物流費が大きなコスト要因になるため、コストの改善や競争力の強化、中国自動車産業発展に伴う生産体制の強化など、さまざまな角度から検討を重ねた結果、同年11月に二つ目の生産子会社である広州白木汽車零部件有限公司を広東省広州市に設立させ、ことし4月より操業を開始する。
この間、昆山白木汽車零部件での事業着手は延期していたが、中国における事業の競争力強化をはかるべく、広州白木汽車零部件に経営資源を集中させるため、昆山白木汽車零部件は清算することした。
昆山白木汽車零部件有限公司の概要
所在地：中華人民共和国江蘇省昆山市昆山経済開発区
代表者（菫事長）：右田幸則
設立：平成15年5月
資本金：8253千元（997千米ドル）
事業内容：自動車部品の製造販売
株主：シロキ工業100％
