日本通運(株)は、「2005年日本国際博覧会」において、「場内指定事業者」として愛知万博の開催準備を物流面からサポートしてきた。
万博展示品の大きな話題となっている“マンモス”も、総合物流機能を駆使し、シベリアからの冷凍輸送を無事成功させている。
開催期間中に同社が行う主な業務は、万博会場のメインストリートとなる空中回廊「グローバル・ループ(全長約2.6km、標準幅約21m)」におけるトラム(連結式電気バス)の運行、長久手会場の西ゲートおよび北ゲート付近の2カ所に位置するペリカン便フロントの運営、場内からの廃棄物輸送など。
また、開催前と同様に、万博関係貨物の輸送・保管・輸出入手続きや、展示品の入替え・移動といった場内作業も継続して取り扱う。
さらに、全国主要都市の日通旅行窓口では、入場券の販売も行っている。