（株）昭文社は、中国における地図コンテンツ事業を展開することを目的とし、北京大学出資による中国IT産業最大手企業である「北大方正集団公司」（北京市）（以下：方正集団）との合弁会社を中国に設立した。
中国主要都市における詳細な地図情報の需要が急速に拡大することに対応すべく、中国における地図コンテンツ事業を主要な目的とした会社を設立し、地図コンテンツの整備を行う。
当社の長年にわたる日本国内の地図コンテンツ構築によるノウハウと、北京大学および方正集団のブランド力、IT技術を融合することにより、従来にはなかった精度と表現力を持った詳細な地図コンテンツの構築およびその提供が可能となる。
構築された地図コンテンツをもとに、中国政府の規制に則り地図出版物等の出版事業やカーナビ、Webサイト等の電子事業へと展開していく。
当面は、今期末（2006年3月末）までに2大主要都市である「北京市」、「上海市」の地図データベースを構築し、各種出版物の商品データを作成し、2008年12月までには、さらに中国における主要33都市の詳細地図コンテンツも構築していく。
合弁会社の概要
名称：北京方正万普信息技術有限公司
主な事業内容：中国における地図コンテンツ事業（出版事業、電子事業）
設立年月日：2005年2月21日
本店所在地：北京市海淀区成府路298号中関村方正大厦504
代表者：王蘇（総裁）
資本の額150,000,000円
