（株）ファミリーマートは、平成17年2月期の決算短信の経営成績のなかで、物流面について、DCM(デマンドチェーンマネジメント)の一環として、平成15年4月から、主力取引先に対して、需要情報や在庫情報の提供を行い、取引先との協働体制の強化を図ってきた。
今期も引き続き、対象の取引先を拡大し、お客様のニーズに合わせたタイムリーな商品の品揃えや在庫管理精度をさらに向上させている。
また、新地域への展開に合わせ、平成16年9月には四国地域の物流拠点として、「香川総合センター」を、同年11月には岩手県の物流拠点として、「北上定温センター」を稼動させることにより、一層の商品の安定供給とコスト削減に取り組んでいる。
システム面は、発注精度の向上や店舗運営の支援に向けたシステムの改善に継続的に取り組み、業務の合理化、運用費のコスト削減を図っている。
環境保全活動は、「物流」「店舗施設」「廃棄物対策」等各分野で目標を定め、継続的な改善に取
り組み、物流における環境対策として、平成16年2月から、コンビニエンスストア業界では初めて、
配送車輔にハイブリッドトラックを実験導入している。
また、店舗施設の省エネルギー対策として、平成15年3月から、店舗の空調・冷蔵・冷凍の三つのシステムを一体化した「総合熱利用システム」の導入を推進している。
