DHLジャパンは3月28日から、キャセイパシフィック航空が中部国際空港で増便する深夜便を利用して利用し、名古屋アジア太平洋地区最大のハブのある―香港間との貨物輸送を開始した。
これまではおもに関西国際空港を経由していた貨物の輸送時間を短縮し、同地方での同日搭載可能な貨物の集荷受付締め切り時間を最大で2時間延長する。
将来的には、貨物量の増加に伴い、キャセイパシフィック航空会社とのジョイントベンチャーであるAHKエアホンコンリミテッド(エアホンコン)の貨物専用機の利用も視野に入れて、中部地方の更なるサービスの向上を目指す。
DHLジャパンでは現在、東海・北陸地域に新たにサービスセンターを設立するなど国内の地上拠点の強化も進めており、今回中部国際空港を発着する便の利用を開始することで、約40億円の投資によるエアネットワークと地上を合わせたインフラ強化をいよいよ本格化する。
今回利用開始するキャセイパシフィック航空が中部国際空港で運航する深夜便を利用し深夜便が、香港へ輸送する貨物は、主にDHLのアジア太平洋地区最大のハブである「セントラル・アジア・ハブ」に配送され、オーバーナイトで仕分けと、コンテナへのに仕立が行われてて、次の仕向地に向かうフライトに転送される。
地上では岐阜、三重、富山、石川、福井、滋賀などの東海・北陸地域を中心にとしサービスセンターを15ヵ所増設し、DHLスタッフが直接お客様に集配サービスを提供する地域を拡大する。それにより、従来委託業者を経由し集配サービスを行っていた地域の輸送所要時間が最大1日短縮する。