DHLジャパン（株）は、年末まで「インポートエクスプレス」プロモーションを行う。
このプロモーションは、重量の貨物を輸入航空貨物の料金着払いサービスである「インポートエクスプレス」を利用して輸送することのメリットをアピールするもの。
同サービスは現在利用可能な国と地域が218まで増え、売上は2003年度から2004年度にかけて対前年比で約30％の成長を遂げている。
この成長の背景には、海外拠点で製造した自社製品を日本へ輸入する際のスピード、輸入プロセスが簡単で便利であること、さらにトータルで輸入コストを抑えることができ、かつ、日本でコストを一元管理できることなどの市場ニーズを捉えていることがあげられる。
「インポートエクスプレス」は、スピーディなドア・ツー・ドア輸送、パッケージ料金、リアルタイムな輸送情報のトラッキングといった、従来からのDHLのメリットはそのままに、為替変動の影響を受けない日本円での着払い料金設定などの利便性の高いサービス。
近年では、製品サイクルの短期化、市場投入への期間短縮など、物流におけるスピードへの要求がより高まっていることを背景に有償貨物（商品）等の重量貨物に対するエクスプレス輸送の需要が拡大している。
DHLジャパンでは、主に海外に拠点をもち、日本で連結決算をおこなっている企業やハイテクメーカー、アパレル、商社といった海外の工場や販社とモノのやりとりが多い企業を対象に、「インポートエクスプレス」サービスのメリットを紹介している。
