（株）パスコは9月1日、大地震が発生した際に、一定の評価基準をもとに算定する道路ネットワークデータを用い、一人一人特有の「よりリスクが低いと想定される帰宅ルート」を検索・表示する「帰宅支援マップサービス」を開始する。
新サービスは、個々の利用者がパソコン上で「出発地」と「目的地」を任意に指定し、2地点間における「よりリスクが低いと想定される帰宅ルート」を解析、大地震が発生した際の帰宅ルートをシミュレーションすることができる。
また、非常時の徒歩帰宅には通常時の何倍もの時間を要し、給水や休憩、宿泊などが必要な事態も想定され、ルート沿いの避難所、帰宅支援ステーション、給水所などの位置を認識でき、緊急時に備えることができる。
また、企業においては社内における帰宅困難者と想定される社員数を把握することができ、防災備蓄品の保管数量の決定などにも役立つ。
さらに、休日や深夜に災害が発生した際に出社可能な社員数はどれくらいかなどのシミュレーションにより、会社機能の復旧・継続に資することができる。
本サービスは、東京都内に所在する事業所に勤務する社員の利用を想定しており、イントラネット方式での提供となっています。また個人向けにもASP方式による｢帰宅支援マップサービス｣の提供を予定している。
紹介アドレス
http://www.pasco.co.jp/products/gis_solution/return_map/
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