米税関・国境保護局(CBP)は、米農務省(USDA)の動植物検疫局(APHIS)が発令する木製梱包材に関する輸入規制を9月16日から適用すると発表した。
この規制は貨物用のパレット、箱、荷敷などに適用され、違反した場合は、積載貨物と一緒に即座に米国外に搬出することが要求される。
CBPはテロリスト、テロに使う武器、病原菌などの米国内への侵入防止を管轄する機関。
認められている木製梱包材への処置方法は「木製材全体への56度以上、30秒間以上の加熱殺菌」と「臭化メチルによる燻蒸」の二つ。国際植物防疫条約(IPPC)の輸入認証ロゴが必要となる。(翻訳)