センコー（株）は、プロロジスが埼玉県杉戸深輪産業団地内に建設したセンコー専用「杉戸ＰＤセンター」を開設した。
杉戸ＰＤセンターは、利便性と価格面で、顧客からの物流拠点ニーズの強い埼玉県南部地域に立地し、国道16号線・国道4号線バイパスに至近、東北縦貫自動車道岩槻Ｉ．Ｃより約18kmの場所に位置しており、関東圏から東北地域を効率的に幅広くカバーできる非常に優れた立地メリットを有している。
機能面は、倉庫棟両サイドで、延べ70台の同時積卸しが可能で、倉庫棟から3方向へ、10m～15m長の延面積6，463㎡のビッグルーフを設置している。また同一敷地内に、危険物倉庫を3棟、延床面積2，982㎡保有するなど、入出荷のスピード、雨天時の荷捌対応、多様な商品の取扱いを重視したセンター設計。
同センターの延床面積は約6万㎡で、同社最大規模の物流センターの開設となり、アパレル・医薬・化学企業などの物流業務を主体とした運営を行う。なお、同社は、2005年度内に、海外を含め、11拠点、延べ22万㎡の物流センターを立ち上げる計画で、首都圏については本件を含め、4拠点、延べ11万㎡の物流センターを立ち上げる計画。
施設の概要
名称：杉戸ＰＤセンター
所在地：埼玉県北葛飾郡杉戸町大字深輪398-13（深輪産業団地内）
敷地面積：48，237㎡建物構造：鉄骨造4階建
延床面積：58，832㎡（内、危険物倉庫面積2，982㎡）
着工：2004年12月1日
竣工：2005年7月20日
開設：2005年7月29日
特徴：トラックバース（高床）48台、（低床）22台、計70台３方向のビッグルーフ（10～15m）垂直搬送機6基、荷物用エレベータ4基
