軽貨急配（株）は9月27日、全額出資で、トラステックスリース（株）を設立する。
同社グループは、以前より取り組んでいる開発事業の再構築の一環として、オリックス（株）とアドバイザリー契約を締結し、リース子会社を新設する。
これまでのオートリース（自社リース・転リース）の取扱いを拡大し、オーナー・オペレーターに低コストの金融サービスを提供する。
新会社が提供するオートリースは、従来のオートローンや転リース利用料と比較して、月額1.5万円程度の軽減によるサービスが可能となる見込み。
この低利用料サービスの提供に併せ、新開発中の廉価車の投入によりオーナー・オペレーターの事業運営コストを削減する。
これは、ガソリン店頭価格が年初比、11％もの上昇率に達した現状においてオーナー・オペレーターのコスト負担が増える中、事業運営コストの削減をサポートすることで、軽貨急配の委託比率向上を可能にするものとみている。
車輌管理は、オリックス自動車（株）とメンテナンス委託契約を締結し、定期的にリース債権を信託譲渡し、債権の証券化を実施していく。
当面は、オーナー・オペレーター向けの軽トラックのオートリースのみを対象にしているが、将来的には、サブ・コントラクター向けの2トン・4トントラック等のオートリースも視野に入れている。
新会社の概要
商号：トラステックスリース（株）
事業内容：オートリース業務
設立年月日：平成17年9月27日（予定）
本店所在地：大阪府門真市垣内町12-32
代表者：代表取締役社長西原克敏
資本金1億円
株主：軽貨急配株式会社（100％）
営業開始日：平成17年10月中（予定）
