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センコー/中国・大連にアパレル物流拠点整備

2005年10月02日/未分類

センコー(株)は、蝶理(株)、中国・東北地域における大手繊維企業の大楊集団有限責任公司(中華人民共和国遼寧省大連市、以下:大楊集団)と、新たに三社合弁会社を設立し、アパレル商品を主体とした日中一貫流通体制の拡充に取り組む。2004年11月、中国で2番目の物流園区として「大連保税物流園区」が認可されたことにより、中国・東北地域の貿易拠点として大連地区の優位性が高まったことに加え、2005年1月より開始した日中一貫流通業務が順調に軌道にのり、今後も更なる需要増が見込まれることから、センコー、蝶理、大楊集団の三社は、この度、大連保税物流園区に進出し、大規模物流センターを新設する。センコー、蝶理、大楊集団の三社は、1994年9月、大連保税区内に三社均等出資による合弁会社「大連保税区貝思特国際貿易物流有限公司」を設立し、約2,000㎡の倉庫設備を保有する中、中国・東北地域の家電企業向けの樹脂製品原料の輸入通関・保管・中国内配送業務などをはじめとし、2004年12月には、大連地区で初めて、ハンガーレールを装備したアパレル専用倉庫を約2,600㎡増設し、紳士服を主体とした日中一貫流通業務を開始していた。出資三社の各々の役割は、センコーが物流、蝶理が商流、大楊集団が生産を担い、大連保税物流園区内に、三社合弁で「大連三興物流有限公司」を設立し、約1万㎡の物流センターを、2006年7月竣工予定で新設する。新設する物流センターは、日中一貫型の流通拠点として運営、その特徴としては、日本で行っている流通加工を新会社へ移転、紳士服などのハンガー商品については、輸送機器もハンドリング回数を減らすべく、工場から店舗まで利用可能な専用ラックを開発・投入の予定。また同時に、物流園区の特徴を生かして、繊維原材料、化学品/樹脂製品原料の取扱いを拡大する。新会社の概要会社名:大連三興物流有限公司設立:2005年8月15日(営業開始2005年10月予定)董事長:李桂蓮(大楊集団有限責任公司・董事長)総経理:和泉徳治(大連保税区貝思特国際貿易物流有限公司・総経理兼任)資本金:25百万元(邦貨換算約325百万円)出資構成:センコー55%、大楊集団35%、蝶理10%所在地:中華人民共和国遼寧省大連市物流園区新物流センターの概要敷地面積:20,000㎡建物構造:鉄骨造平屋延床面積:10,000㎡起工:2005年9月19日竣工:2006年7月予定

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