佐川急便（株）は、2006年3月期中間決算概要（連結）を公表した。
中間期の業績は、売上高3,985億31百万円（前年同期比4.27％増）、営業利益184億71百万円（13.86％増）、経常利益159億92百万円（19.93％増）、当期純利益85億70百万円（10.52％増）。
なお、連結対象会社は、佐川急便（株）、佐川物流サービス（株）、佐川グローバルエクスプレス（株）、佐川引越センター（株）、佐川自動車工業（株）、佐川車体（株）他、計40社。
2005年9月21日付にて佐川自動車工業、佐川車体を合併し、佐川ギャラクシーモータース（株）に社名変更、並びに幹線路線子会社5社を統合し、佐川ギャラクシーハイウェイズ（株）に社名を変更した。
その他の概要では、宅配便「佐川急便」およびメール便取扱個数（冊数）は、2005年9月中間期実績4億8,732万6千個（4.85％増）、e－コレクトサービス3,257万3千個（31.61％増）、飛脚クール便1,367万3千個（9.81％増）、時間帯サービス1,558万1千個（38.84％増）、メール便2億2,721万6千冊（111.90％増）
売上高については、eコレクトサービス、メール便の取扱高が増加したことを主要因として3.7％の増収となり、利益面は、一層の経費効率化に努めた結果、経常利益は、3.5％の増益となった。
2006年3月期通期連結予想
売上高8,160億円（4.36％増）、営業利益（11.77％増）、経常利益（15.76％増）、当期純利益21億円（90％減）。
下期に所有不動産の証券化に伴う、特別損失を290億円見込んでいる。
