センコー（株）と（株）阪急交通社は物流事業における包括的な業務提携を行うことに基本合意した。
中国を始めアジア地域が、世界の生産拠点、消費市場として急発展し、企業活動のますますのグローバル化が進む中で、国際物流もより高度で戦略的なサービスの提供が求められている。
こうした環境変化に、センコーと阪急交通社は、それぞれの得意分野の提供など両社の経営資源の相互活用を通じて、SCM、JIT等、多様な顧客ニーズに幅広く応えるための総合物流サービス体制を整備・構築し、対応していくことで合意した。
業務提携の主な内容
①センコーは、阪急交通社の世界56拠点に及ぶグローバルネットワークと、業界上位の国際航空混載サービスおよび、海上輸送サービスを活用し、海外事業における競争力を高め、営業拡大を図る。
②阪急交通社は、センコーの国内260の物流拠点をベースにした保管・配送ネットワークと、業界トップクラスの流通ソリューション力を活用し、ロジスティクス事業の拡大を図る。
③両社は、国内外における施設、販売メニューなどの相互活用を進め、双方が販売可能な統一ブランドの物流サービス商品の構築と提供に取り組む。
