キユーピー（株）は、平成17年11月期決算短信(連結)で、連結子会社（（株）キユーソー流通システム）との関係について、下記の内容を公表した。
同社グループの物流事業は、当期の売上高が872億33百万円（全体に占める割合は19.2％）、営業利益が40億21百万円（同21.9％）という規模に成長しているが、これはすべてキユーソー流通システム（連結子会社）とその子会社によるもの。
現在、同社が所有するキユーソー流通システム株式の議決権比率は44.9％（間接所有分を含む。緊密な者または同意している者の議決権比率まで含めると50.7％）であり、将来においてこの比率が更に低下し、または同社との人的・取引関係が変化するなどした結果、同社が連結対象から外れた場合には、同社グループの業績および財政状態に大きく影響することが予想される。
同社は、グループが今後も成長・発展を続けるためには、高品位で競争力のある食品物流サービスを提供できる体制を備えておくことが必要であり、同社グループが全ての基本に据える「安全・安心で高品質な食品の提供」の実現にも、保管・運送の「品質」が重要な役割を果たすものと認識している。
従って、同社としては、キユーソー流通システムを今後も連結子会社として維持する方針であり、そのことが同社グループの企業価値の向上に資するものと考えている。
