寺島薬局（株）と三井物産（株）は、資本業務提携を解消した。
平成16年5月7日に、両社が経営の自主性を尊重しながら、ヘルスケア・介護ビジネスモデルの構築を目的に資本業務提携に合意し、シナジー効果を追求してきた。
これまでの約1年半の間、同社は、いち早く介護サービスを中心に地域に密着した医療補完、健康サポートサイトになるべく少子高齢化社会のニーズに対応した新たなドラッグストア業態の構築を目指し、経営の質的転換を進めてきた。
その結果、介護事業においては茨城県内最大かつ全国唯一の全在宅介護サービス事業所で｢ISO9001:2000｣を取得した介護サービス事業会社となり、昨年10月にはドラッグ40店舗にテレビ電話を活用した介護相談ネットを構築する等新たなドラッグストア作りを着実に推進して実績を挙げてきた。
このように小売業として地域消費者の皆様の視点に基づく経営、地域消費者の皆様の広い支持が企業の原点であるとの基本方針を堅持し、常に社会性を意識した経営・企業業務運営をしてきた。
しかし、同社の社会意識と小売業としての消費者と直結した経営・企業業務運営の在り方は三井物産（株）の方針と大きく相違することが明確となり、両社にて話し合いの結果、先に締結した資本業務提携を解消することで合意した。
