郵船航空航運（香港）有限公司（以下：香港郵船航空）は、中国・広東省の対外経済貿易委員会より2005年11月29日付けにて許可を得、広州市に法人を設立した。
現在、商工管理局からの営業許可証の交付、税務署での税務登録その他の諸手続き中で、3月の営業開始を予定している。
新法人は、香港郵船航空の100％出資で、CEPA（Mainland & Hong Kong Closer Economic Partnership Arrangement中国本土・香港経済緊密化協定）の制度を活用したもの。
現在、広州地区における事業展開は、上海郵申国際貨運有限公司広州分公司にて広州発着の国際航空フォワーディング業務を中心に行っているが、CEPAの制度を活用した法人の方が、より機動的な中国本土内の拠点展開や施設の手当てが可能。
今後は、新法人を中心に、物流や商圏が密接に絡む香港法人と連携を深めながら、ロジスティクス業務や海上貨物の取り扱いなども含めて、お客様のニーズに十分に応えられるような体制を構築していく。
3月には、深せんの福田保税区でもいよいよ新しい物流倉庫会社が業務を開始するなど、グループは、中国・華南における総合物流サービスの向上を目指し、香港郵船航空を核にした動きを急速に進める。
新会社概要
社名：広東郵航国際貨運有限公司
代表者：董事長安川裕行
資本金：US$1,000,000-
設立年月日：2005年11月29日
本社所在地：広東省広州市天河区林和西路161号中泰国際広場A座1007室
事業内容：フォワーディング、倉庫業、運送、NVOCC及び付帯する業務
