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ヤマト、セイノ-/ボックスチャ-タ-事業で共同事業

2006年03月02日/未分類

ヤマトホ-ルディングス(株)(以下:ヤマトHD)とセイノ-ホ-ルディングス(株)(以下:セイノ-HD)は、両社間においてボックスチャ-タ-事業(以下:BC事業)で共同出資契約を締結した。

ボックスチャ-タ-便は、ヤマト運輸(株)とヤマトボックスチャ-タ-(株)(以下:YBC)が、平成16年11月に中ロット貨物の向けに開発した商品。

取り扱い件数も順調に推移しており、早急に販売体制と運用体制の強化を図り、企業間物流における「新デファクトスタンダ-ド」として確立するため、両社は主要な路線会社との強固な協力関係の下でのフランチャイズシステムによる事業展開が有効であると判断した。

ヤマトHDはBC事業を早急に全国展開するためのパ-トナ-としてセイノ-HDの賛同を得ることで、「ヤマトのロ-ルボックスパレットを活用した輸送ノウハウとその管理機能」、「西濃の国内の全国ネットを背景にした幹線輸送機能」というそれぞれの強みを生かし、スピ-ディ-に対応するという方針で見解が一致した。

両社の持つ技術、設備等を相互に有効利用し、BC事業の推進で流通在庫や仕掛在庫削減を目指す荷主企業に対し、中ロットの荷物を中長距離の区間でJIT(ジャストインタイム)納品する機能を提供することにより、顧客のSCM構築に貢献して、競争力のある高品質なサ-ビスの確立のために業務提携を行う事にした。

BC事業の概要
販売商品名:「JITBOXチャ-タ-便」
対象市場:SCMのニ-ズを持つメ-カ-の商品物流、JIT納品を求められる部品・原料メ-カ-の納品物流
提供するサ-ビス機能(サ-ビス):中ロット貨物の中長距離輸送、JIT納品機能とRBP(ロ-ルボックスパレット)1本単位の貸切機能
事業形態:路線便事業者によるフランチャイズ方式
幹線輸送:セイノ-HD

BC事業での組織形態は、3月1日にYBC(株)を事業分割し、ボックスチャ-タ-(株)と社名変更し、ヤマトHDより追加出資、セイノ-HDより新規出資を受け、フランチャイザ-機能を担う。

4月3日より、YBC(株)他12社、ヤマト運輸(株)、西濃運輸(株)他セイノー輸送グル-プ20社、合計35社がBC事業のフランチャイジ-機能を担う、事業展開の予定。

なお、今後両社においてフランチャイジ-会社として参加要請する路線会社を選定していきますので、参加企業が増える可能性がある。

BC(株)の第三者割当増資
(1)発行新株式数普通株式4,000株
(2)発行価格1株につき50,000円
(3)発行価格の総額200百万円
(4)払込期日2006年3月1日
(5)割当先及び株式数ヤマトホ-ルディングス(株)3,310株、セイノ-ホ-ルディングス(株)690株
(6)取得後の所有割合ヤマトホ-ルディングス(株)85.0%、セイノ-ホ-ルディングス(株)15.0%

新会社の概要
商号:ボックスチャ-タ-(株)
主な事業内容:貨物自動車運送事業、貨物利用運送事業、荷造梱包業、倉庫業、フランチャイズシステムによるコンサルタント事業
設立年月日:平成14年9月2日
本社所在地:東京都大田区東海2-1-2
代表者:代表取締役社長長谷川誠
資本金230,000,000円
大株主および持株比率:ヤマトホ-ルディングス(株)85.0%、セイノ-ホ-ルディングス(株)15.0%

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