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DHLジャパン/ギュンターツォーン社長が講演

2006年05月22日/未分類

DHLジャパン(株)は5月18日、エコノミスト円卓会議「中国とインドにおけるビジネスと投資~アジアの新興巨大市場で勝ち抜くために~」で「中国とインドにおけるビジネス」をテーマに講演を行った。

その中でDHLは、中国やインドですでに活動している企業や新規参入を目指す企業、事業拡大を目指す企業のいずれもが直面するロジスティクス上の課題について説明した。世界の製造の中心地と呼ばれる「中国」には既に多くの日系企業が進出しており、日中間の輸出入額は毎年約20%近く増加し続けている。

一方「インド」は、IT、ビジネスプロセスのアウトソーシング、研究開発などの産業を核として急進的に成長しています。両国へ進出する日本企業も昨今増加の傾向にありますが、多くの外国企業は中国およびインドで事業展開する中で、ローカルのビジネス慣習、整備が求められる道路や交通などのインフラ、さらにはセキュリティーなどの課題に直面している。

DHLは両国に早い段階から進出し現在では両国でそれぞれ約40%の市場シェアを獲得しています。講演の中では、その経験から導き出された両国特有のビジネス環境において認識される課題とDHLの現状について説明した。

会議で講演したDHLジャパン代表取締役社長のギュンターツォーンは、「DHLはいち早く中国およびインド市場に進出しており、ここ数年間で中国に約3億米ドル、インドに約2億5,000万米ドルを投資するなど両国においてインフラ整備および事業強化を図ってきました。エクスプレス業界はインドや中国といった新興市場の経済成長を測る指標であると同時に、両国のエクスプレス業界におけるサービスやインフラの拡充は日本企業の更なる成長に大変大きな役割を担うだろうと考えている」と述べている。


講演するギュンターツォーン社長

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