日産化学工業（株）は、丸紅（株）、三井化学（株）と三井物産（株）とともに、日産アグリ（株）と三井東圧肥料（株）を事業統合することで合意した。
日産アグリが平成19年1月に、551千株の第三者割当増資を実施し、これを三井化学が315千株、三井物産が236千株を引き受けると同時に、日産アグリが三井東圧肥料の全株式を取得し平成19年4月1日をもって日産アグリと三井東圧肥料が事業を統合する。
日産アグリが、平成19年1月に第三者割当増資を実施することにより、日産アグリへの日産化学工業の出資比率は、65％から42.4％となる。
その他諸条件を勘案し、平成19年3月31日を以って、連結子会社から持分法適用会社とする。
食に対する消費者ニーズの多様化、農業経営規模の拡大、生産方式の合理化等、わが国農業構造の変化が加速するなか、日産化学工業、三井化学、丸紅、三井物産は、かねてより日産アグリと三井東圧肥料の事業統合について検討を進めていたが、統合により、販売、製造、研究開発、技術サービス、物流等あらゆる場面で相乗効果が発揮でき、且つ、効率性を高めて競争力を向上できるなどの効果を見込んでいる。
