（株）今仙電機製作所は、八百津工場（岐阜県加茂郡八百津町）の隣接地に、シートアジャスタの生産拠点として新工場を建設する。
同社は、主力製品であるシートアジャスタの生産拠点として名古屋工場（愛知県犬山市）を主力工場として生産を行っているが、今期末から来期にかけて新規受注の追加により、大幅な増加が見通されていることから、現在の生産体制の見直しを検討した結果、八百津新工場を建設する。
ことを決定いたしました。
工場には、名古屋工場の7割程度を生産移管するとともに、既に受注が決定している新規製品に対応する計画であり、中間在庫の削減、省人化工程の導入、内製化の促進などを織り込んだ、シートアジャスタの一貫生産体制を構築し、名古屋工場に替わるマザー工場としての機能の確立を目指す。
新工場の概要
名称：（株）今仙電機製作所八百津新工場（仮称）
所在地：岐阜県加茂郡八百津町和知字桶ヶ洞3091-18
敷地面積：総敷地面積58,298㎡（17,635坪）
有効面積（平場面積）32,284㎡（9,766坪）
建物工場棟：鉄骨造2階建事務所棟：鉄骨造3階建
延床面積30,766㎡（9,306坪）
着工予定時期：平成18年9月末
完成予定時期：平成19年4月中旬
操業開始予定時期：平成19年5月初
設備投資予算総額3,748百万円
新工場のコンセプト：生産性、品質、物流システムで桁違い改善を実現した今仙グループのベンチマーク拠点を確立する。
移管生産品目：名古屋工場よりスライドアジャスタおよびパワーシートアジャスタの生産を移管。
名古屋工場の移管後のスペースは、主に技術・研究開発関連への活用を検討。
新工場の生産能力：スライドアジャスタ（マニュアル）70万本／月（05年実績：60万本／月）、パワーシートアジャスタ10万脚／月（05年実績：6万脚／月）
