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千葉県産業廃棄物協会/地図を用いた会員事業者検索システム「適正処理推進MAP」公開

2006年09月11日/未分類

(株)アルプス社は、Map Info製品の代理店であるソフトウェア開発の(株)プラムシックスが、.NET環境に対応した地図アプリケーション開発環境「Map InfoMap Xtreme(マップエクストリーム)」をベースにして作成した「適正処理推進MAP」を(社)千葉県産業廃棄物協会へ導入し、同協会の作業効率向上に役立っていると発表した。

同協会は、千葉県内にある廃棄物排出事業者、運搬事業者、処理事業者など会員事業者(約470社)に対して、産業廃棄物処理の“適正処理”を推進しており、そのための情報提供、講習会、支援活動などを行い、同協会のホームページ上で公開している。

その活動の一貫で今回制作された「適正処理推進MAP」は、「Map Info Map Xtreme」を利用し、千葉県内にある会員事業者の詳細情報データベースと所在地(地図)を連動させ、会員事業者の情報を簡単にホームページ上で検索できるシステムです。各都道府県に設置されている他の産業廃棄物協会の中でも、位置情報を用いたシステムは、全国に先駆けて初めての試みとなる。

産業廃棄物を処理するには、廃棄物排出事業者から運搬事業者、次に処理事業者など排出から処理までの工程において、複数の企業の連携が必要になる。

また、産業廃棄物の種類等によって、取扱いできる事業者が異なる場合もあり、さらに、千葉県内全域に会員事業者が分布しているため、運搬における所在地関係も重要な情報となる。

今までは、千葉県内外の産業廃棄物処理を行いたい企業が、千葉県内の会員事業者を調べるには、同協会に“電話”で連絡し、“口頭”または“FAX”などで会員事業者の紹介を受けていましたが、この『適正処理推進MAP』により、24時間いつでも簡単に検索することが可能となった。

同協会によると、このような“紹介”に関する問い合わせと、その対応作業(該当事業者の選定作業とリストのFAX送信作業など)に多くの時間を費やされていたが、この「適正処理推進MAP」システムを導入したことで、対応時間を大幅に軽減することができたとしている。

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