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KWE韓国/軍浦ロジスティクスセンター開設

2006年10月18日/物流施設

(株)近鉄エクスプレスの韓国法人であるKWE韓国は、現在使用中の水原(スーウォン)ロジスティクスセンターを軍浦(グンポ)市の韓国複合物流倉庫団地(KIFT)内倉庫に移転・拡張し、10月16日より「軍浦ロジスティクスセンター」として本格的に営業を開始する。

今回移転する軍浦市は、ソウル市と水原市の中間地点に位置し、仁川(インチョン)空港から1時間、釜山(プサン)港から4時間といったロケーションにあり、首都ソウルと同様、便利な交通網と道路整備により首都圏の中核都市として急成長、大手総合電器メーカーや電子部品メーカー等の工場も隣接しており、海上輸送、航空輸送を絡めた物流管理に適していることから、韓国複合物流倉庫団地(KIFT内)に約4,400㎡の倉庫スペースを確保し、拠点開設した。

なお、KIFTはトラック輸送体制が整備されていることに加え、鉄道輸送用軌道や海上輸送用コンテナーヤードが整備されているなど、“インランドデポ”としての機能も完備している。

KWE韓国では、「軍浦ロジスティクスセンター」を活用して、日系大手電子部品メーカーのコネクター類、自動車メーカーのディーラー・修理工場向けパーツ等の保管や倉庫内作業、中国・米国生産の輸入二輪完成車の保管・配送作業の取扱いを行なう。また、倉庫内に1,650㎡の定温定湿スペースを設け、温度管理が特に重要な電子部品の取扱いも行なうが、今後はさらに、メディカル関連商品等も取り扱っていく。

KWE韓国は1996年5月の設立以来、ソウル本社を含め7拠点(134名体制)で総合物流業務のサービス提供を行なっています。ロジスティクス分野では、今回の『軍浦ロジスティクスセンター』の他に、「仁川(インチョン)ロジスティクスセンター(4,620㎡)」、「ソウルロジスティクスセンター(1,320㎡)」、「金浦(キンポ)ロジスティクスセンター(660㎡)」があるが、これで4箇所・約11,000㎡の倉庫スペースを保有することにる。

保管業務以外にも、デジタルカメラメーカー向けのキッティング&アッセンブリー等の流通加工業務の提供も行なうなど、これまで以上に取扱い品目を拡大し、高品質なサービス提供を行なっていきたいと考え。

軍浦ロジスティクスセンター概要
名称: Kintetsu World Express(Korea),Inc.Gunpo Logistics Center
所在地:4F,B-2,KIFTTerminal451,
Bugok-Dong,Gunpo-Shi,GyungGi-Do,Korea
TEL.+82-31-460-2553,2554,2555,2556
FAX.+82-31-460-2557,2558
スペース:倉庫4,250㎡、事務所132㎡
社員数:10名
責任者:Mr.Thomas Lee/Operation Supervisor
営業開始:2006年10月16日

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