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DHL/ベトナムに1,400万米ドル投資

2006年11月27日/未分類

DHLは、ベトナムにおけるエクスプレス事業のインフラ整備とサービスの拡大、ならびにベトナム周辺におけるロジスティクス部門の戦略的プレゼンスを高めるために、1,400万米ドルを投資する。

DHLとベトナム郵電公社(以下:VNPT)が新たに設立した合弁事業のもと、DHLExpressはベトナムに1,400万米ドルの投資を行い、ハノイ、ホーチミン、ハイフォン、ダナンにおける新施設の建設や、保有している貨物機のアップグレード、主要な工業地域への直接サービスの拡大、集配車両のリニューアルを行う。

今回のベトナムにおける投資拡大により、DHLのアジア太平洋地区での総投資額は17億米ドル超に上る。中国のロジスティクス・インフラ、韓国の仁川(インチョン)空港にある施設の拡大、新しいバンコクハブの開設など、DHLが最近行った発表は、DHLのアジア太平洋地区に対する力強い取り組みを改めて表明するもの。

また、ロジスティクス部門も同様に、指定代理店であるマックスシッピングと、社員教育や技術改良、通関手続きや輸送サービスの向上を継続することで、ベトナムとの関係を拡大・強化することを発表した。

さらにロジスティクス部門は、ベトナムを他地域からラオスに貨物を輸送する際の中継点とするほか、ベトナムとカンボジアや中国南部などの国々との間で国境を越えた輸送を展開し、動きの速い商品市場に対応してく。

DHLの取り組みの強化は、ベトナムが最近おこなったWTOへの加盟と、ベトナムにおけるエクスプレスおよびロジスティクスビジネスの好調な伸びを後押している。DHLのエクスプレス部門は、ベトナムで毎年100万件近くの輸送を取り扱っており、40%のマーケットシェアを確保している。

一方、ロジスティクス部門は急成長を見せているベトナムの上位5社に入るフォワーダーで、7,350トンの航空貨物と、11,700個の海上貨物コンテナを取り扱っていいる。

DHLのエクスプレスとロジスティクス部門は引き続き、ベトナム政府および規制当局と緊密に連携し、ベトナムの貿易を推進する制度の策定に取り組む。

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