（株）MTI（Monohakobi Technology Institute）は11月24日、ICタグの実用実験施設を東京都大田区に開設した。
施設は、稼動中の倉庫の一角に設けることで実際の物流現場に極めて近い状態が再現され、使用周波数帯が異なる様々な種類のICタグと、パレット、リターナブルラック、フォークリフト、ローラーコンベア等など、物流現場で必要とされるあらゆる輸送部材等がととのっている。
また、実験設備に付随してICタグを用いた実際の物流ソリューションを模型やパネル展示により詳しく解説するスペースも用意されている。
この実用実験施設は、ICタグの読み取り実験を含め、物流環境の再現により物流現場におけるICタグのあらゆる活用方法を深く掘り起こすと共に、ICタグを用いた最新の物流ソリューションについて、分かり易く模型やパネル展示により解説する事で、ICタグの現状と将来の更なる有効性を顧客や関連する物流関係者に広く紹介し利用の促進を図る事が目的。
同社は今後、同様の施設を世界各地に開設し、国内のみならず海外においてもICタグの利便性の紹介を進め、更なる物流の効率化に取り組むと共に新たなビジネスチャンスの獲得を目指す。
施設概要
営業開始日：2006年11月24日（金）
所在地：大田区東海4-4-12（近海郵船物流（株）大井物流センター内）
施設スペース：約200㎡
問い合わせ
（株）MTI
技術戦略グループ：伊地知
電話：03-5222-7650
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