タキロン(株)は、昭和電工(株)の100%子会社である平成ポリマー(株)より、平成ポリマーのプレート製品事業を買収し、2007年1月1日付で、同事業をタキロン100%子会社のタキロンポリマー(株)(2006年12月12日設立)へ移管する。
平成ポリマーのプレート製品事業は、同社柳川工場(福岡県柳川市)を拠点とし、その主力製品はフィルタープレス用濾過板や半導体洗浄装置用大型特殊丸棒等で、タキロンは、ポリプロピレンやエンプラ素材を中心とした同事業を買収し、子会社化することで、半導体・液晶製造装置向けの樹脂製品事業を中心とした高機能材事業部門のさらなる強化を図る。
昭和電工および平成ポリマーは、タキロンの既存事業との組み合わせにより譲渡事業の価値を向上させることが望ましいと判断し、合意した。
買収事業の概要は、平成ポリマーの柳川工場で行われている事業のすべてで、樹脂プレート部門(ポリプロピレンやエンプラ樹脂製の大型ブロック材、大型丸棒等の製造・販売)と、樹脂加工品部門(濾過板等の製造・販売)。
新会社の概要
社名:タキロンポリマー(株)
代表者:梶谷富士雄(現タキロン高機能材事業本部)
設立:2006年12月12日
所在地:福岡県柳川市西浜武1111
事業内容:上記<買収事業の概要>ご参照
資本金:50百万円
株主構成:タキロン(株)100%
従業員数:35名
事業計画:初年度売上8億円