（株）アルプス社は、インターネットを利用して最新の地図情報を提供する地図配信ASPサービス「ProAtlasMapExpress（プロアトラスマップエクスプレス）」のスタンダードコースに新機能を追加したバージョンアップ版の提供を開始した。
今回のバージョンアップでは、管理ツールのインターフェースを一新し、従来のバージョンでは固定だった、地図ページ全体のレイアウトをドラッグ＆ドロップで自由にページレイアウト編集できるようにした。新機能として、ページレイアウト情報とテキストや画像などコンテンツ情報を分けて管理することが可能なコンテンツマネジメントシステムを採用することで、誰がコンテンツ情報などを追加した場合でも、ページレイアウトを気にすることなく、同一のクオリティで地図ページを生成することができる。
旧バージョンでは固定だったページ全体のレイアウトや、印刷ボタン、携帯電話向け地図ページURLを読み取る「QRコード」など各機能ボタンを自由に配置できるようになった。また、文字列にハイパーリンク設定のほか、ページの位置を上部階層から順番に並べる「パンくずリスト」を最大10階層まで設定可能にした。地図のサイズも従来の固定サイズから自由にサイズ変更でき、ページの背景色やロゴをはじめとするユーザ独自の画像も編集可能領域にドラッグ＆ドロップで簡単にページレイアウトとして反映することができる。
また、新しくなった管理ツールでは、ページのレイアウト情報とコンテンツ情報を分けて管理しており、生成される地図ページはレイアウト情報とコンテンツ情報が組み合わされて生成される。この管理方法により、誰が作業しても同一のクオリティを保持したページの生成が可能になり、正確な地図ページを素早く生成できるようになるという。今後、アドバンスコースも順次対応する予定。
同社の地図配信ASPサービスは、見易い地図データ配信に特化した法人向けサービスで、スタンダード（税別で月額3万円、初期費用：10万円）、アドバンス（同、月額30万円、初期費用50万円）、プレミアム（要望に応じて別途見積もり）、API（同）の4コースから選択できる。
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