川崎汽船(株)は12月21日、定期用船している自動車専用船「MORNINGSUN(モーニングサン)」の乗組員が周囲に燃料油が浮遊しているのを発見した、と発表した。場所は山口県の中関港で、発見日時は燃料油の補給作業後の12月20日午後7時過ぎ。
現在は「MORNINGSUN」からの漏油は停止しているが、21日現在、漏油の一部は同港沖合いに達しており、拡散防止のためにオイルフェンスを張り、漏油回収作業を進めているという。
同社は長谷川陽一・専務執行役員を本部長とする事故対策本部を設置し、事故原因の調査に当たっている。