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ヴォコレクトジャパン/「音声主導型業務システム」国内販売開始

2007年01月17日/未分類

物流センター向け音声主導型業務システムを提供する米国ヴォコレクト社(Vocollect)は、日本国内での営業拠点としてヴォコレクトジャパン(株)を設立し、音声主導型業務システム「Vocollect Voice」の販売活動を開始した。

「Vocollect Voice」は、音声認識技術を活用した、次世代の物流業務実行システムで、作業員は“無線携帯端末”と“ヘッドセット”を装着することで、倉庫での作業指示をシステムから音声で受信し、作業の進行にともなって声による入力を高雑音環境の中でも携帯端末が正確に認識し、データ化された情報を基幹システムに無線で送信することができる画期的な業務システム。

欧米での導入実績はすでに数百社に及んでいる。これまでにも音声認識を用いた業務システムは一部で存在していたが、その認識精度などの性能の不十分さから、実業務への適用には至らないケースが多かった。

米国ヴォコレクト社は、音声認識研究で世界の最先端を行くピッツバーグ大学とカーネギーメロン大学の研究者たちが主体となり1987年に設立され、以後、製造業や流通業の物流センターにおける、音声を活用した倉庫業務管理システムの構築を20年に渡り手掛けてきた。

その音声認識技術のレベルの高さは他を圧倒しているばかりでなく、単なる音声認識を超えた、次世代の「音声主導型物流業務」の実行プロセスを詳細にわたって組み込んだ高度な製品を提供している。

昨年10月3日付で日本法人であるヴォコレクトジャパン(株)の設立登記が完了し、その後、製品のJIS規格認定の取得を経て、このたび日本国内での販売を開始する運びとなった。

●「Vocollect Voice」の特徴
・倉庫の作業員とシステムとが“言葉で”対話しながら業務を実行
・新しい作業員でもわずか1時間のトレーニングで実作業を開始可能
・入出庫におけるミスを減らし、作業効率を大幅に向上
・スキャナーなどの入力端末や伝票が一切不要で、ハンズフリーで作業に集中
・端末での画面操作がないため、従来のような入力画面のシステム開発コストが不要
・特定の声だけを認識する高度な機能で、雑音に強い正確な処理を実行
・重量わずか343グラムの端末で、ベルトやショルダーハーネスなどに装着可能
・ノイズ、多湿、低温、ほこりなど現場の厳しい環境に対応する頑丈な設計
・様々な倉庫管理システム(WMS)との連携が実証済み
・Wi-FI準拠のIEEE802.11b対応

●目に見えるコスト削減効果を提供
・生産性を15~30%向上
・入出庫の作業ミスを5~50%削減
・新しい作業員のトレーニング時間を50%短縮
・12か月以内に投資回収を実現可能
・返品対応作業にかかる時間を50%削減

ヴォコレクトジャパンのシソン・セザール社長は、「このたびVocollectVoiceを日本市場にご紹介できる運びとなり、非常にエキサイティングな気持ちでおります。今後、日本の各企業の皆様には、その多様なニーズに合った音声認識システムをお届けするとともに、私たちが20年にわたって培ってきた専門知識を通じて、多大な利益を獲得していただけるものと期待しています」と述べている。

ヴォコレクトジャパン(株)概要
http://www.vocollect.com/jp/
所在地:〒107-6012東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビルW12階
代表取締役社長:シソン・セザール
株主:Vocollect Incorporated100%出資

問い合わせ
ヴォコレクトジャパン(株)
担当:小口(おぐち)
TEL03-4360-8346

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