日本郵船(株)は3月19日、(株)名村造船所に対し、同社と共同開発した西豪州積みの最大船型となる25万トン型鉱石専用船「WOZMAX」2隻の造船発注契約を締結した。25万トン型鉱石専用船の建造は世界初で、両船とも2010年から2011年にかけて竣工する。
西豪州積み鉱石専用船は、喫水制限で23万トン積が従来の最大船型だった。最近の鉄鉱石の需要増に対応すると同時にコスト競争力の強化も図るため、名村造船所と共同で西豪州の各積港での入港制限の実地調査を行なってきた。新型船は竣工と共に豪州航路に投入される。