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エーアイテイー/中期経営計画、3年で規模倍増

2007年04月13日/国際

(株)エーアイテイーは4月12日、中期経営計画(平成20年2月期~平成22年2月期)を策定した。

中期数値目標(連結)は、平成22年2月期で、営業収益158億円(平成19年2月期72億円6800万円)、経常利益10億円(4億4400万円)、当期純利益6億円(2億5300万円)、配当性向25%の実現を掲げている。

経営方針は、他社に先駆けたより良い国際物流輸送サービスを研究開発し、拠点網の拡大、顧客により密着した物流サービスを提供できる、ワールドワイドな総合物流企業を目指す。

具体的施策とて、東京支社を設立し、関東地区における営業力の拡大増強を図り、平成20年度中国浙江省杭州、平成21年度からも積極的な出店計画の実現を目指す。

平成20年度は、ベトナムに現地法人を設立、平成21年度は、その他ASEAN地域と欧州に、平成22年度は、その他ASEAN地域と米国への進出を図る。

特に中国では、上海子会社を「国際貨運代理」に発展させることで、従来の海上輸送だけでなく、航空輸送の取扱を開始し、香港子会社の日本向け以外(香港-欧州、香港-米国)の国際物流の積極的な取込みを図る。

また、中国を含むインターアジア(東南アジア市場)でのシナジー効果の最大化を図り、シンガポール、マレーシア等の東南アジア諸国にも拠点展開し、日中間物流に依存する収益構造からの早期脱却を図る。

国際航空貨物市場には、IATA公認代理店資格を取得するともに、国土交通省への単独混載貨物取扱許可の取得を図り、輸出航空貨物における国内物流体制を確立し、GATA-WAYとなる国内主要国際空港(成田・中部・関空)に自社事業所を展開し、PORT TO PORTの空港間輸送から、DOOR TO DOORの一貫輸送貨物の取扱を拡充する。

情報サービスの充実として、CIS(CARGO INFORMATION SERVICE)の機能充実を図り、顧客への情報提供サービスを充実させる。

一方で、国内外の物流企業との戦略的提携、有力な国内外の倉庫会社とのコラボレーションを通じ、日本基準の質の高い物流サービスを提供する。

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