トヨタ自動車（株）と中国第一汽車集団とのエンジン生産合弁会社「天津一汽トヨタエンジン有限会社」（以下：TFTE）は、4月23日に、第2工場での生産を開始しる。
TFTE第2工場は、年間22万基の生産能力を有し、2007年年央より天津一汽トヨタ自動車有限会社（以下：TFTM）で生産する新型カローラに搭載するZRエンジンを生産する。
ZRエンジンには、高次元の動力・走行性能と世界トップレベルの燃費・環境性能を両立させるDualVVT-iを搭載しており、海外での生産は中国TFTE第2工場が初めてとなる。なお、今回の第2工場建設にあたっての投資額は約2.7億USドル。
TFTEは1996年に設立され、1998年に第1工場でA型エンジンの生産を開始した。現在はAエンジン、ZZエンジン、SZエンジンの生産を行っており、2006年の生産実績は18.4万基。
