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アールエスコンポーネンツ/物流拠点拡張、出荷能力強化

2007年05月07日/物流施設

工業用部品のカタログ販売会社、アールエスコンポーネンツ(株)は取扱商品の増加と多様化するお客様のニーズに対応するため、横浜ロジスティクスセンター(横浜市瀬谷区)を拡張し、商品保管スペースの確保と出荷能力の強化を図った。

今回の拡張で、倉庫床面積を現在の3,808㎡から5,198㎡へと増床し、商品の在庫数は従来の71,000点から85,000点まで可能で、出荷能力は約2,000件/日から約3,000件/日に向上した。

横浜ロジスティクスセンターは工業用部品の「常時在庫」、「翌日届け」、「小ロット対応」を実現した同社の瀬谷物流拠点は新子安から移転後2002年より稼動しており、2001年度(2001年4月~2002年3月)の出荷総額は16.1億円で、2005年度(2005年4月~2006年3月)では37億円の約2.3倍に拡大している。

今回の拡張によって、2006年から展開している電子・電気関連部品を重点に商品を拡充する事業戦略に基づく商品の品種の急速な拡大に加え、1商品あたりの在庫数量が増加したことによる保管スペースの不足とお客様の多様なニーズにきめ細かく対応できる体制の強化を目的に実施した。

従来、商品の入荷作業と出荷作業それぞれの専用スペースを設け、時間帯によって稼動に繁閑の差が生じていたが、拡張により両スペースを統合することで空間の有効活用を図った。

また、非在庫品を含めた顧客ニーズへの対応や緩衝材を極力使用しない環境にやさしい商品梱包を採用するなど積極的に新たな取り組みを実施している。

さらに、今後お客様のご希望に応じて商品の個数、納期、梱包形態等を柔軟に対応する「フレキシブルサービス」の実施を予定しており、今回の拡張工事と同時に商品の配置や作業プロセスを見直すことで出荷作業の効率化に繋げていく。

横浜ロジスティクスセンターは、同社の物流拠点として営業を開始した1999年から現在までの約8年の間に倉庫の移転や拡張、改善を継続的に繰り返し急成長している。

横浜ロジスティクスセンターの概要
所在地:神奈川県横浜市瀬谷区目黒町13-7
構造:地上4階
倉庫床面積:5,198㎡(6,589㎡まで拡張可能)

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