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サプライチェーンカウンシル日本支部/7月にDCORワークショップ

2007年05月28日/IT・機器

サプライチェーンカウンシル日本支部は7月19、20の両日、「DCORワークショップ」を開講する。DCORの特徴を分かりやすく説明し、ケイススタディを交えながら実際の適用に沿って紹介する。

また、サプライチェーンカウンシルではSCOR、DCORに加えてカスタマーチェーンの領域をカバーするCCORの開発も進めており、2008年には3つのプロセスモデルが揃う。

これにより企業活動の全体をカバーするバリューチェーンプロセスの分析と再編成を行う際の理論的根拠を持つことが可能となる、としている。

SCORで検証されたサプライチェーンプロセスの可視化や標準化の優位性を、さらにデザインチェーン、カスタマーチェーンへと展開することを目指し、同支部では「日本の多くの企業からの参加を期待している」。

講師のCaspar Hunsche氏は、かつてHP社で、HPとコンパック統合時の設計プロセス再編に主導的な役割を果たした。Caspar Hunsche氏の実体験を通したDCORワークショップによって、受講者はより深い洞察を得ることができる、としている。

■研修内容
受講者にDCORの全体像を紹介し、モデルを構成するプロセス(Research、Design、Integrate、Amend、Plan、Enable)の使い方、デザインチェーンの性能を正しく評価するためのメトリクスの選び方、そして改革施策としてのベストプラクティスの見方を学ぶ。また、このワークショップでは導入事例を通して実際の使い方を実感してもらう。

研修項目:
1.DCORモデルのプロセスレベルおよび顧客からサプライヤまでの適用方法
2.イネーブルプロセスとの連携によるデザインチェーンの管理方法
3.デザインチェーンの性能を測るKPIとその階層構造
4.正しいKPIの選び方
5.ベンチマーキングによるデザインチェーンの習熟度確認
6.DCORとSCORの連携
7.DCOR導入の4フェーズ

研修に際しては、DCORの基礎、事例、ベンチマーキング、導入概要、プロセス早見表などがテキストとして配布される。

■開催要綱
日時:2007年7月19日(木)-20日(金)10:00-17:00
会場:日本青年館3階302会議室(東京都新宿区霞ヶ丘町7-1)
講師:SCC公認DCORインストラクター Mr. Caspar Hunsche
講師紹介:ヒューレッド・パッカード社とコンパック社の合弁に際し、SCORモデルベースの情報システム統合計画を推進し、その後もDCORおよびCCORモデルの開発を主導した。また、ハイテク、化学、輸送、政府、製造、自動車など数多くの業界での経験も有する。現在はSCCの中心的人物としてDCORおよびCCORの開発、ならびにSCORとの統合に大きな役割を果たしている。
参加費:SCC会員US$995、非会員US$1,990
定員:先着40名
募集締め切り:2007年7月5日(木)

申込みは下記URL参照。
http://www.supply-chain.gr.jp/work_event.html#dcor_ws_0707http://www.supply-chain.gr.jp/

問い合わせ先
サプライチェーンカウンシル日本支部事務局
TEL053-584-3380
FAX053-584-3382
info@supply-chain.gr.jp

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