河北遠洋運輸股份有限公司(河北遠洋)は中国船舶重工集団公司(中船重工)とこのほど、総額11億ドル、合計16隻18万トンのケープ型ばら積み船建造の受注契約を結んだ。
最新のケープ型ばら積み船は、河北遠洋が長年の海運経験を元に、中船重工の協力を得て開発したもの。この大型船16隻の運航開始後、河北遠洋は、船隊規模を拡大して鉄鉱輸入業務に力を入れていく。
ケープ型船とパナマックス型船は遠洋大型船の主要2タイプ。積載重量6万トン級のパナマックス型船は、パナマ運河を通航できる最大サイズの船。一方、積載重量10万トン級以上のケープ型船は、アジアから欧州への運航の際、パナマ運河を通航できず喜望峰回りとなる。(日中経済通信)