(株)デンソー北九州製作所は7月19日、同社敷地内に約2万2000㎡の工場を拡張すると発表した。
8月に着工し、2008年3月に完成、同年5月から順次生産を開始する。総投資額は2010年までに約200億円。
北部九州での車両生産拡大に対応するもので、従来から生産しているカーエアコン、ディーゼル燃料噴射装置用インジェクタ部品、エンジンクーリングモジュールの増産のほか、フューエルポンプモジュール、ワイパーリンクなどを新たに生産する。
また、競争力強化を図るため、カーエアコン用のケースなど、樹脂製部品の内製化も進める。
拡張により、売上高は2006年度の194億円から2010年度には480億円、従業員数は現在の約610人から2010年度には約1400人まで増加する見通し。
工場の敷地面積は15万6400㎡で、拡張前の延床面積が4万㎡、拡張後は6万2000㎡となる。