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いすゞ/ロシアにトラック生産・販売の合弁設立

2007年08月01日/物流施設

いすゞ自動車(株)は7月30日、セベルスタリアフト社(SSA社)、双日(株)との3社合弁で、ロシアにトラックの生産・販売を行う新会社「セベルスタリアフトいすゞ(株)」を設立することで合意したと発表した。同日、モスクワで3社による新会社設立の契約を締結した。

いすゞは2006年7月から、小型トラック「エルフ」をSSA社にSKD出荷し、SSA社傘下のウリヤノフスキィ・アフトモビルニィ・ザヴォド社で生産(SKD組立て)・販売を行っている。

販売台数は順調に推移しており、将来的にも販売台数の大幅な増加が望めることから、事業体制の強化が急務として3社で検討し、新会社設立に至ったもの。

新会社の所在地はロシアのタタルスタン共和国エラブガで、代表者はヴァシリィ・ボイツォフ氏。資本金3億5000万ルーブル(約16億円)の内訳は、いすゞ29%、SSA社66%、双日5%。

日本からのSKD車両の輸入、トラックの組立て、ロシア国内販社へのトラック販売を行うが、今後、エラブガ工場にトラック組立ての生産拠点を移し、2008年6月からのエラブガ工場の操業開始に合わせて、新会社の本格的な営業を開始する。

新会社での生産・販売台数は当面、年間5000台を計画しているが、ロシア国内でのトラック需要の増加に伴い、将来的には年間3万台を越える規模の生産・販売台数になると予測している。

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