国土交通省は9月28日、多様な物流ニーズに対応した貨物利用運送事業法・制度への改善を目指し、検討委員会の第2回会合を行う。
検討委員会は、ドア・ツー・ドア輸送、多頻度・小ロット輸送など荷主の物流ニーズが高度化・多様化していることから、こうしたニーズに対応した利用運送業の物流サービスが求められているほか、安全確保などの社会的要請も高まっているとして、6月28日に初会合を開いた。
9月28日の会合では、①貨物利用運送事業法制度の課題②事業者の創意工夫による自由な事業展開に資する制度への改善策について③安全の確保など社会的要請の高まりに対応した制度への改善策について④監査、処分などのあり方について――をテーマに改善策を検討する。