ファーストリテイリングは、傘下の衣料ブランドで商品在庫管理を中心とした店舗・本部システムを強化した。NECがプラットフォーム強化プロジェクトを受注し、10月に導入を完了した。
プロジェクトは、ファーストリテイリングのビジネスの根幹を支える商品在庫管理を中心とするシステムの強化で、「2010年グループ売上高1兆円」の実現に向けた事業拡大・グローバル化の加速に対応するもの。
商品在庫管理・商品情報分析などを行う基幹サーバ、データを格納するストレージの強化が中心。ファーストリテイリングの事業拡大・グローバル化に伴うデータ量の増加に対し、高拡張性・高性能性・高可用性を実現する。
この強化で、店舗でのオンライン処理、本部の日別売上実績集計などバッチ処理の最大約2倍のレスポンス向上、業務データバックアップ処理の最大約4倍の性能改善を図った。