ボーイング／767-300型BCF初号機（貨物機）をフライト

ボーイングと全日本空輸（ANA）は、767-300型ボーイング・コンバーティッド・フレイター（BCF：Boeing Converted Freighter）のフライトに成功した。
今回実施したシアトルへのフライトは、同機にとって2度目のフライトで、ボーイング民間航空機部門の本拠地は、今後数ヵ月かけて実施される767-300型BCFのフライトテスト、認証業務の拠点となる。
ファーストフライトは、4月9日に3時間以上かけて実施しました。4月10日には、50トンの積載量を誇るフレイターは、旅客機から貨物機への改造作業を行ったシンガポールのパヤレバー空港にあるシンガポール・テクノロジーズ・エアロスペース（SASCO）施設からシアトルに向けて出発し、ノンストップで14時間51分のフライトを午前10時13分に完了した。
ボーイングのフライト・オペレーション担当のパイロットはシアトル配置となり、フライトテスト・プログラムを実施します。フレイターのデリバリーと認証は6月となる予定で、767-300型BCFの機体には、767-300BCFのローンチカスタマーであるANAと、ANA、日本通運、近鉄エクスプレスの合弁事業会社である「オールエクスプレス」の商品ブランド「ALLEX」がペイントされる。