富士通関西システムズは6月3日、個別受注設計生産型の製造業向けに、システム要件定義(RD工程)を早期に実施できるテンプレート「ジョブオーダ型生産管理ソリューション」を5日から提供開始すると発表した。テンプレートを利用して顧客の生産管理システムの要件を早期に分析し、生産管理システム構築を支援するもの。
富士通関西システムズは、設計しながら生産を行ってきた個別受注設計生産型製造業への生産管理システム構築の経験やノウハウをもとに、システム化業務フローや要件定義書などのドキュメントをテンプレート化。個別受注設計生産型製造業の業務に慣れた同社SEが現状業務の課題を分析してあるべき姿を具現化し、システム要件定義を早期に実施する。
ユーザーは、ソリューションを利用することで、設計生産業務の改革を実施できる。設計情報の生産部門に確実に通知する業務改革を実施し、これまで設計変更の情報通知漏れで発生していたロス・クレームなどの損失が削減できる、としている。また、情報統合を進めることにより、案件毎の「進捗状況や原価を見える化」ができ、課題・無駄の早期発見が可能となり利益損失を未然に防ぐことにつながるとしている。
問い合わせ先
富士通関西システムズ
広域ソリューション本部ソリューション営業部
TEL06-6920-4210(直通)
FAX06-6920-4220
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富士通関西システムズ/製造業向け「ジョブオーダ型生産管理ソリューション」発売
2008年06月04日/IT・機器
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