自動認証とモバイル技術に関する業界団体であるAIMグローバルは、AIM内部のRFID(ICタグ)専門チーム「RFIDエキスパート・グループ(REG)」が、高周波(RF)の発生検査についてのプロトコル(方法・手段)の開発に着手すると発表した。
開発は、RFのヘルスケア(医療・健康関連)機器への影響を検査し、安全性を確保することを目的とする。
RF検査のための試験プロトコルでは①RF放出と、埋め込み型・装着型の医療装置の耐久性②RF放出と、医療器具の耐久性③RFの医薬品、生物工学製品、血液製剤、人体生理への影響―の3要素を主に調べる。
試験プロトコルは開発後、米食品医薬品局(FDA)に提出。FDAの承認後は、試験プロトコルの開発者ライセンスに基づき、第三者が利用できるようになる。その際、AIMのメンバーについては、低価格でライセンスを利用できるという。(翻訳)