三井造船は1月7日、リベリア国、クリオ マリン社向け5万6000重量トン型ばら積み貨物運搬船「フロント ランナー」(1701番船)を完成し、客先に玉野事業所で引き渡したと発表した。
フロント ランナーは全長189.99m、総トン数3万1236トン、載貨重量トン数5万5666メトリックトン。7万立方m超の大容積貨物艙を持ち、同型船としては78隻目の竣工となる。
フロント ランナーは5つの貨物艙を持ち、荷役設備として4基のクレーンを装備。ハッチカバーに関しては、長さ/巾ともこのクラスでは最大級で、貨物艙は長尺パイプ積載用に十分な長さを持たせ、貨物艙の強度もホットコイルなどの重量物に対応できる。