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住友電工システムソリューション/法人向け交通情報・地図配信サービス

2009年04月08日/IT・機器

住友電工システムソリューションは4月8日、法人向けを中心とした交通情報/地図配信サービス「Traffic Vision SERVICE」の提供を開始した。

「Traffic Vision SERVICE」は、これまで同社が培ってきた経路探索技術や交通情報関連技術を結集したサーバエンジン「Traffic Vision Engine」を自社データセンターに用意し、インターネット経由で地図データや交通情報、経路探索などの高度な各種機能を、システムインテグレータやコンテンツ提供事業者などに提供するプラットフォームサービス。

ユーザーは、自社でサーバコンピュータやソフトウェア資産を抱えることなく、配送管理システムや動態管理システムなどを構築する際に必要な地図データや交通情報を利用できる。短期間で初期投資を抑えた高度なシステムの構築が可能となる。

「Traffic Vision SERVICE」は、地図データや交通情報などのコンテンツ配信や経路探索などのアプリケーション機能サービスを提供する。地図データは表現の自由度が高く、簡単なコマンド設定で配色やアイコン数量等の制御が可能。経路探索サービスはVICS(道路交通情報のリアルタイム送信サービス)リアルタイム情報を経路探索条件として考慮するだけでなく、将来の渋滞を予測した経路探索もできる。

CO2排出量や走行にかかる費用(有料道路料金、燃料費)が最少となる経路探索にも近日対応する予定だ。指定ルート上に交通規制が発生した場合に、警告を通知するリスクマネジメントシステムや環境負荷を考慮した配送管理システムなど、様々なアプリケーションにも利用できる。

利用時には、同社クライアント開発キットでクライアント用Windowsアプリケーションを開発する方法と、同社が公開するAPI(アプリケーション・プログラム・インタフェース)を用いてサーバ用WEBアプリケーションを開発する2つの方法がある。

地図データもインターネット経由で配信するので、常に最新の地図を利用できる。また、クライアント端末台数に応じて利用料金を支払うため、初期運用費用を抑えることができる。

問い合わせ
住友電工システムソリューション 
モバイルシステム事業部 
モバイル応用システム部
TEL03-5273-7572
gis@seiss.co.jp
http://www.seiss.co.jp/products/tvservice/index.html

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