LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

国際石油開発帝石/直江津LNG受入基地を着工

2009年07月07日/物流施設

国際石油開発帝石は7月7日、直江津LNG受入基地(新潟県上越市)の着工を発表した。

天然ガスを国内マーケットに中長期的に安定供給するために、2007年8月から直江津港で建設準備を進めていたもので、同日起工式を行った。

基地建設は、今後の天然ガス需要が伸びることが想定されるため、国産天然ガスに加え、2010年1月より静岡ガスから液化天然ガスを受入基地で再度気体に戻したLNG気化ガスを導入予定であることなどを踏まえたもの。

基地は2014年からは操業を開始する予定で、海外のLNGも受け入れ、天然ガスの安定供給体制を強化する。さらに、海外で開発準備作業を実施しているイクシスプロジェクト(オーストラリア)、アバディプロジェクト(インドネシア)で生産されるLNGを本基地で受け入れることを検討中。海外LNG事業と国内の天然ガス事業のインフラストラクチャーを有機的に連結し、安定的な付加価値を生み出すガスサプライチェーン構築を目指す。

直江津LNG受入基地の概要
名称:直江津LNG受入基地
建設場所:新潟県上越市八千浦12番
敷地面積:約25ha
主要設備:バース、タンク(地上式18万klタンク×2基、将来1基増設可能)、気化設備、熱量調整設備ほか
総事業費:約1000億円(土地取得費用等を含む)

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース