山九は7月21日、1日に中国現地関係会社の広州山九物流有限公司が新物流センター「山九華南物流センター」の営業を開始したと発表した。
＜営業開始した山九華南物流センター＞
山九華南物流センターは高床式で、延床面積は4万1148㎡。広州山九物流有限公司が中国華南地区での物流に対応するため、広州地区に点在していた物流拠点を集約し開設したもの。広州市南方の順徳工業園に位置しており、華南地区の日系物流企業では最大級の規模という。
珠海デルタ各地区の顧客向けに倉庫ストック、配送業務をメインに対応し、特に自動車関連物流、化学品物流、日用品、家電などの倉庫ストックと小口配送に注力。複数の日系、外資系顧客にサービスを提供している。
また、自社開発の物流システムを導入し、顧客がウェブを通じて在庫、PO管理、出荷などを管理できる「見える物流」を提供。一般車両も含め、70台の車両を保有している。
山九華南物流センターの概要
所在地:広東省佛山市順徳区大良街道順徳工業園A区新宇路
敷地面積:8万8000㎡
倉庫棟:高床式（コンテナ、トラック用）
延床面積:4万1148㎡（2棟、平屋）一般部分
保有トラック:70台（一般車両、監管車両、ウィングトラック、保冷トラック、ダンプアップシャーシなど）
