ウェルキャット(東京都品川区)は7月24日、「PROGEAR」シリーズに、ワイヤレス二次元ハンディターミナル「PGR-120-G」と、ハンディターミナル用5250エミュレータ「Handy5250」の2製品をラインアップに追加すると発表した。PGR-120-Gは7月31日、Handy5250は8月末の発売予定。
PGR-120-Gは2次元シンボルに対応し、最新の国際標準バーコード、GS1データバーの読取りが可能。耐落下強度2.0mを実現し、日常使用時の多頻度衝撃もプロテクター構造でガードされている。さらに2.8インチのカラー液晶画面(QVGA)を搭載したことで、約6万5000色の高精細画像をカラーで表現し、暗い場所での視認性の確保、情報量アップ(自社比20%)も実現しているという。
Handy5250は、今回PROGEARシリーズのワイヤレスハンディターミナル「PGR-100-G」とPGR-120-Gにも対応可能となる。IBMのオペレーティング・システム「IBM i」(AS/400、iSeries、System i5)とゲートウェイ装置を介さずに直接接続でき、機器構成が単純化され導入コスト削減にも貢献する。
また、ハンディターミナル特有のプログラム言語を習得せずとも、普段使い慣れたRPGで開発でき、ラベルプリンターへの出力もRPGから制御可能。ウェルキャットは2010年3月までにPGR-120-Gを1000台、Handy5250を2000ライセンス販売する予定。